看護師が常勤としてではなく派遣として働くメリットは沢山ありますが、デメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
まず、同じ職場で長く働けないという点です。
人間関係などで働きづらいと感じる職場であれば長く働けないというのはメリットになりますが、居心地も良く働きやすい職場であっても契約期間までしか働くことができないので、その場合この点はデメリットになってしまうでしょう。

次に、あまり昇給が望めないという点です。
同じ職場で働いていてもほぼ昇給がないと考えておいた方がいいでしょう。
昇給がないとなると20代～30代の間は給料に満足していても、ベテラン看護師になってくると不満に感じるかもしれません。
なかには、経験年数によって昇給するシステムを導入している派遣会社もあるみたいですが、非常に限られているため、注意が必要です。

この他、求人倍率が高いのもデメリットでしょう。
基本的に病院などでは常勤で働く看護師がいるため、派遣看護師の募集枠が少ない傾向です。
好条件な職場があったとしても派遣自体を募集していないことが多いので、ある程度働き方の条件に柔軟性を持たせておくと良いでしょう。